国際映像メディア専門学校の口コミ評判|声優の学校を徹底分析!

2007年に開校した国際映像メディア専門学校は、新潟市の古町にある声優や映像業界を目指す専門学校です。

こちらのページでは、国際映像メディア専門学校声優科の評判について解説していきます。

新潟で声優学科のある学校は限られるので、しっかりと下調べをして慎重に選ぶことをおすすめします。

※本記事は声優アカデミア編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事には広告を含む場合があります。

国際映像メディア専門学校の評判

国際映像メディア専門学校の最大の強みであり特徴とも言えるのは、地元新潟の企業とのつながりの強さでしょう。

地元企業とのパイプを活かして、生徒に多くのインターンシップ機会を与えています。

新潟で行われるイベントの司会や、地元企業のCMナレーションなど、学生のうちから実際の現場や声優の仕事を経験できます。

学生のうちから現場を経験しておくことで、声優の実績を積み上げることができます。

しかしその一方で、国際映像メディア専門学校から直接声優プロダクションへ所属した実績や、アニメ声優としてデビューした実績は多いとは言えないところです。

国際映像メディア専門学校の卒業生で、現役の第一線で活躍している声優は現時点では多いとは言えません。

国際映像メディア専門学校を卒業後にそのまま声優デビューするというのは難しく、多くの卒業生は声優プロダクションが運営する養成所に再進学するか、一般企業へ就職となっています。

一般就職に向けては就職サポートを行ってもらえるので、声優の経験も活かしてパチンコ店や飲食店などサービス業に就職する生徒が多いようです。

国際映像メディア専門学校の一般就職に対するサポートは手厚く、早い段階から就職指導が始まります。

ワード・エクセルの検定やコミュニケーション検定など、一般就職に向けた授業にも力を入れているので、声優の道を諦めて一般就職する際には役に立ちます。

しかし反対に、声優を目指すというのは厳しい道のりであり、国際映像メディア専門学校から声優としてデビューできるのは一部の生徒となります。

とは言え、声優専門学校の中には、卒業後にそのままプロダクション所属となる生徒を多く輩出している専門学校もあります。

一方で、国際映像メディア専門学校では声優養成所への入所を目指し、声優養成所を経由してプロダクション所属を目指すのが一般的です。

新潟には声優デビュー実績が高い専門学校もあるので、声優を目指すなら他の専門学校も合わせて検討してみることをおすすめします。

国際映像メディア専門学校 声優科の授業内容

声優専門学校の授業風景

国際映像メディア専門学校声優科のカリキュラムは、大学のような座学よりも実技レッスンの方が圧倒的に多くなっています。

以下に、声優科の授業内容について一例をご紹介します。

アフレコ実習

実際にアニメ作品や映画に声をあてることで、マイク前での表現方法やスタジオでの動き方を学ぶ授業です。

発声発音

アナウンサーの講師の指導により、正しいアクセントや発音を身につけ、美しい日本語を話すトレーニングです。声優を目指すにあたって基礎となる授業です。

ヴォーカルトレーニング

音域を広げ、正しい音程で歌える技術を身につけます。これからの声優に必要となる歌唱力を身につける授業です。

声優演技

脚本やシナリオを読み解き、舞台でも活躍できる演技力を修得します。感情コントロールを身につけることで、アフレコでの演技力も高めます。

ダンス

バレエやヒップホップなど色々なジャンルのダンスを通じて、身体を大きく使った表現やリズム感を養います。バレエを習得することで、美しい立ち姿も身につけます。


国際映像メディア専門学校声優アクターズ学科のカリキュラムは、上記のように実技レッスンが中心となっています。

その一方で、ビジネスコンピューティングや一般常識の授業もあり、他の声優専門学校と比較すると座学も多い時間割というのが特徴です。

なお、国際映像メディア専門学校は全日制となっていて、夜間や土日のクラスは開講していません。

MEMO

特別講師として有名声優の堀内賢雄さんや、アニソンシンガーの石田燿子さんが来校されることもありますが、あくまでも特別講師であり普段の授業を行うのは別の常勤講師となります。

国際映像メディア専門学校出身の有名声優

菅野 あすか

アニメ「パズドラ」、TeNYテレビ新潟×JAMコラボアニメ「万代」にょん

玉木 雅士

「逆転裁判」御剣怜侍、「キングダム」江亜/土門、「金田一少年の事件簿R」青井零児

小林 達也

「多田くんは恋をしない」店主、「ベルセルク」村長、「忍たま乱太郎」子分/ドクタケ忍者、「オズ めざせ!エメラルドの国へ」ライオン

吉田 聖子

「新妹魔王の契約者BURST」ゼスト、「魔法少女まどか☆マギカ」上条恭介、「うみねこのなく頃に」ベルフェゴール

国際映像メディア専門学校への入学方法

国際映像メディア専門学校の声優科には、以下のような入学方法があります。

AO入試

国際映像メディア専門学校が求める学生像と照らし合わせて、学力ではなく学生のやる気や目的意識により合否を決定する入試方法です。

選考方法は書類審査と面接となっています。書類審査では学校の成績や出席率、志望動機などが審査対象となります。

他の入学方法に比べて進路の決定が早いので、アルバイトや新生活の準備に時間を使うことができます。

一般入試

一般入試とは言え大学のような学力テストはありません。選考方法は面接と書類審査に加えて、800文字程度の作文があります。


 国際映像メディア専門学校には偏差値という概念はなく、倍率も決して高くはありません。

どの入学方法であったとしても、国際映像メディア専門学校の入試に落ちることはほとんどないと考えて良いでしょう。

なお、国際映像メディア専門学校には筆記試験や実技テストのようなものはなく、基本的に面接や書類選考によって合否が決定されます。

国際映像メディア専門学校の学費

2年合計 227万円

※上記費用には入学金の7万円も含まれます。
※2022年時点の情報です。

国際映像メディア専門学校の学費は、地方にある他の声優専門学校と比較すると、高いとも安いとも言えない平均的な金額です。

学費や授業料は年度によって変わるので、正確な金額については資料請求して確認しましょう。

なお、国際映像メディア専門学校は学校法人の専門学校なので、各種奨学金制度や国の教育ローンを利用することができます。

学費の一部が免除される特待生制度もあるので、国際映像メディア専門学校を受験するなら事前に調べておくと良いでしょう。

また、国際映像メディア専門学校では寮長常駐の食事付き学生寮も提供しているので、他県や遠方から入学を考えている学生にも生活しやすい環境が整っています。

まとめ

国際映像メディア専門学校は地元新潟での影響力は強く、新潟でナレーションやラジオの仕事をしたい人にはおすすめできる専門学校です。

しかしアニメの仕事は東京にしかなく、東京でアニメ声優として活躍したい方にはおすすめできません。

新潟には、国際映像メディア専門学校以外にも実績が優秀な専門学校があるので、他の声優専門学校とも比較してみることをおすすめします。